| ホーム |
2021.03.28 (日)
いつだって犬から見て考える
こんばんは。代表ドッグトレーナーのKです。
先日は32wanドッグランさんでトイプードル・ペコちゃんのトレーニングを行いました。
もちろん、飼い主さんであるママさんも一緒に参加です。

トイプードルのペコちゃんはもうすぐ1歳になる女の子。
性格は非常に明るくも人に対してはドライで少し天邪鬼さん。シンプルに言えば「芯が強い」タイプです。
特段の問題行動は無いけれど、こちらが指示を出すと反発することが非常に多い。
私にとっては当たり前のことでも、はじめてワンちゃんを迎えたママさんにとってはなかなかの強敵と言えるでしょう。
ママさんが「オスワリ」と言えば、断固として立ち上がり
「フセ」と言えば腰を浮かせ
「オイデ」と言えば完全に無視。
だから愛情溢れるママさんこと、そんな強気なペコちゃんに合わせていつの間にか態度はへりくだり、指示はより弱くなっていき、より優しいものになっていく。
気が付けば「お願いをしてこちらの指示をきいてもらう」・・・そんな関係が築かれていました。
きっと当ブログをご覧の飼い主さんでもお心当たりのある方が多いのではないでしょうか。

大切なのは我々が飼い主であろうとすること。
ペコから見て飼い主であること。
褒めるトレーニングも大切、叱らないトレーニングも大切。
だけど「犬から見て」もっと大切なのは「あなたの立場は一体?」なんですよね。

きちんとママさんが飼い主であることを伝えられたから
次にオスワリを伝えられる。フセを伝えられる。オイデを伝えられる。エサを使わなくとも。

そして愛情が正しく伝わる。いい顔だね、ペコ♪
スポンサーサイト
| ホーム |