今年もたくさんのワンちゃんのしつけ・訓練を行ってきました。
多くの個性と毎日向き合う事で、逆にそれぞれの個が浮かび上がる。
それを知るのが本当に楽しく、犬って素晴らしい生き物だなと日々感じます。
さあ、今年最後のしつけ教室・新入生をご紹介します。

ペキニーズ × チワワ =モカちゃんです(♀・6ヶ月)
ご覧の通り非常に可愛く、家族の誰からも愛されるモカちゃん。
3ヶ月で家に迎えてから、家族全員が過剰に可愛がり、触りすぎ、甘く接しました。
ではその結果どうなったでしょう?
飼い主さんの指示は全く聞かず、甘噛みは本噛みへ移行し
普通に触ることすら怖さを感じるほど、まるで「腫れ物のような」状態になったのです。
スクールでリードを装着しようとしたママさんの手は傷だらけに・・・
私も初回カウンセリング時に抱っこしようとした瞬間に・・・カプッ!!
すぐにしつけ教室を行う必要がありました。
しつけ教室では、犬の個性を理解し、飼い主として正しい振る舞いを知ってもらうこと。
これが目的です。

現在リードの着脱はこの通り。モカちゃんが受け入れ大人しくしています。

おもちゃを咥え、はなす時に本気で咬む症状も無くなりました。

手もきちんと差し出してくれますよ。

脚側は練習中です^^
まだしつけ教室で1クール終えた段階ですが、随分とモカちゃんの行動に変化が見えてきました。
これはしつけ教室でお伝えしたことを、家族全員で守ってもらえたからですね。ありがとうございます。
ネットの情報やしつけの本ではいつもこう書いてあります。
犬が噛んだ時にはこうしましょう。
犬が吠えた時にはこうしましょう。
犬がイタズラしたらこうしましょう。
モカママさんは、そんな場当たり的な飼い主をもう卒業です。
犬の個性を理解し、飼い主として正しい振る舞いが出来れば

ただ可愛がっていた以前より、もっともっとモカちゃんが可愛くなっていたのでした。